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実績プロジェクト紹介

片原町駅西第3街区 第一種市街地再開発事業

(香川県高松市)平成14年2月竣工 《むうぶ片原町》

施設外観(北東側)

施設外観(北東側)

施設夕景(北西側)

施設夕景(北西側)

店舗(アーケード)

店舗(アーケード)

2階高松市生涯学習センター

2階高松市生涯学習センター

3階多目的ホール

3階多目的ホール

(1) 事業のコンセプト

香川県下初の法定再開発事業として施行された施設建築物「むうぶ片原町」は、空洞化が進む中心市街地への定住人口の回復、老朽化した商業施設の円滑な建替と不燃化の推進、社会情勢の激変に伴い、今後衰退化が懸念される中心商業地への核的施設(高松市生涯学習センター)の導入による活性化といった3つの目的を1棟の建物にまとめた複合型の施設です。
同施設名称の「むうぶ」とは、[住む(都心に住まう)]、[買う(片原町商店街ゾーン)]、[学ぶ(高松市生涯学習センター)]のそれぞれ語尾を連結して、3つの機能を備えた施設という意味と、英語の「Move」=(動く)という意味から、この施設によって街が「動く」→「変わっていく」ことを象徴しています。また、「動く」→「活動的」ということで「活動的な人たちが住み、活動的な人たちが集まる場所」をイメージしています。

(2) 事業の特徴

●個別建替え施設を含めた一体的な施設

施設建築敷地の角地部分の権利者の個別建替意向が強かったことから、個別建替え施設を縦割りの一体的な施設として計画しました。個別建替え部分と共同建替え部分については工区分けし、結果的に、2筆の土地に1棟の施設を建設することとなりました。

●施設用途別に権利変換基準を設定

権利変換計画に際して、店舗・業務施設は、すべて権利床とし、保留床は公益床と約60戸の住宅(権利床住宅は約30戸)のみになるよう、施設ボリュームを調整しました。また、組合員全員同意のもとで、各用途ごとの権利変換基準を定め、早期の権利変換計画認可を実現しました。

●組合直売による保留床処分

大手デベロッパー不在の中、地元不動産業者からなる協同組合組織(香川県不動産事業協同組合)の支援(販売媒介業務)を受け、無事に約60戸の保留床住宅を完売しました。一般的にマンション等の分譲事業に関するノウハウ(市場予測、顧客データ、他社の動向、広告宣伝等)やアフターサービスといった実績や信用力のない組合にとって、以下に示す販売方針と対応策を掲げながら、販売経費を極力圧縮し、市場相場価格より低廉な価格設定を実現できたことが結果的に功を奏しました。

販売方針・課題

対応策

住戸平均面積が75㎡と比較的小規模にし、手頃な価格設定とする。

購買層を中高年夫婦の二人家族をターゲットとし、バリアフリー対応・ハイグレード仕様とする。

当該地区周辺は、ナイト飲食系やアミューズメント系の施設が多く、近傍に公園や緑地が少ない。

アーケード商店街に隣接し、大型百貨店・病院・公共機関等も徒歩圏内にあり、利便性・立地の良さを強調する。

アフターサービス対応(事業主である再開発組合は事業完了後解散するため、その後の保証)

事業主解散後は、管理組合にその権限を継承する旨を、工事請負業者に確認。同業者も当該施設の業務施設に入居し、迅速なアフターサービスに対応する。

少ない予算での効果的な広告宣伝方法の模索

広告媒介として、地元地方紙の情報誌(週一回、折込に掲載)の活用
香川県不動産ニュースへの広告掲載

(3) 事業の概要

事業名

片原町駅西第3街区第一種市街地再開発事業

施行者

片原町駅西第3街区市街地再開発組合

地区面積

約3,900平方メートル

総事業費

約59億円

建物名称

むうぶ片原町

構造種別

SRC(一部S)

階数

地上13階

主要用途

住宅、公益的施設、店舗、事務所、駐車場、駐輪場

敷地面積

2,802平方メートル

建築面積

2,167平方メートル(建ぺい率77%)

延床面積

16,802平方メートル(容積率492%)

むうぶ片原町 位置図

むうぶ片原町 位置図

むうぶ片原町 施設構成図

協同組合 都市設計連合

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