実績プロジェクト紹介

磐田駅前地区第一種市街地再開発事業

(静岡県磐田市) 平成19年7月竣工 《リベーラ磐田》

全景

全景

従前の状況

従前の状況

東側外観

東側外観

西側外観

西側外観

住宅棟1階店舗

住宅棟1階店舗

駐車場棟1階店舗

駐車場棟1階店舗

(1) 事業のコンセプト

JR磐田駅周辺は、静岡県磐田市の中心市街地でありながら、近年における都市機能の更新の遅れや商業活動の停滞、人口の減少、少子高齢化の進行などにより、都市の求心力・拠点性が急速に低下する状況にありました。
中心市街地の一角を占める本地区においては、そのような課題を抱える地域の再生に資するため、利便性・快適性の高い生活都心としての再構築が求められていました。本事業においては、地域の特性を把握した上で、高品質な住環境の創出が、ひいては生活都心の創出に繋がるものと捉え、グランドコンセプトを「ゆったり磐田」として見定めた上で、「歴史の上に新たな生活の風が流れる街」の実現をめざしました。
そこで、都市型住宅の整備による「都心居住の促進」に加え、公共駐車場の整備や商業機能の拡充・更新による「生活利便性の向上」、都市計画道路のシンボルロード化による「快適な歩行者空間の創出」をコンセプトとして事業を推進しました。

(2) 事業の特徴

●事業の経緯

当初は、県道に面した商業者を中心とする東町と、住宅を中心とする西町の双方を含む約1.6haを施行区域として定め、その上に大型商業施設、店舗、事務所、公益的施設、駐車場、住宅、ホテルを建設する方針でスタートしました。
しかし、経済情勢の悪化等によって、出店を計画していたテナントの撤退があり、また、未同意者の説得に時間が掛かるなど、次第に当初の施行区域での事業の継続が困難な状況となりました。
そこで、事業の成立性と照らし合わせた施行区域の規模の適正化を行い、最終的に約0.7haの区域で事業を実施しました。

●権利変換計画

施行区域を縮小した理由の一つとして、市場性を鑑みて、保留床の処分に過度に依存した計画では、事業が成立しないという点があったため、組合員には出来るだけ権利変換をお願いし、未処分保留床を極力減らす努力を実施してきました。
加えて、既存の権利者法人を未処分保留床の処分先として設定するスキームを構築しました。権利者法人に対しては、綿密な長期採算計画を検討した上で(財)民間都市開発推進機構の「まち再生出資」を導入することで、円滑な資金調達による事業成立性の向上を図りました。

●施設計画

本地区は、将来、磐田市のシンボルロードとして整備が予定されている中心市街地の都市軸のゲート部分に立地しており、東側で進められている土地区画整理事業区域と合わせて、都市機能の段階的整備の核となる重要な地区であります。
よって、施設計画にあたっては、都心居住の推進を図るための都市型住宅の整備を中心としながら、都市軸のゲート部分に相応しい、都心生活者の利便性と快適性の向上や、来街者の増加に資する、商業施設、駐車場等を計画的に立地させるものとしました。

●管理運営計画

本事業によって整備した店舗・事務所の一部を占める、組合員が共有している区画の管理運営については、権利者法人で実施しています。
また、ビル全体の管理運営については、施設部会と住宅部会を一体として設立した、管理組合によって実施しています。

(3) 事業の概要

事業名

磐田駅前地区第一種市街地再開発事業

施行者

磐田駅前地区市街地再開発組合

地区面積

約7,000平方メートル

総事業費

約47億円

建物名称

リベーラ磐田

構造種別

鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造

階数

住宅棟:地上16階
駐車場棟:地上4階

主要用途

住宅・店舗・事務所・駐車場

敷地面積

約3,800平方メートル

建築面積

約3,110平方メートル(建ぺい率80%)

延床面積

約16,330平方メートル(容積率329.5%)

リベーラ磐田 位置図

リベーラ磐田 位置図

リベーラ磐田 施設構成図

協同組合 都市設計連合

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